サンタマルタのシエラネバダ山は海辺にそびえたつ山としては世界で最も高い山です。ここでのコーヒー栽培は、その気候と地形を生かしてさまざまな作物栽培を試みた19世紀末にさかのぼります。

コーヒーの収穫は10月末～3月末で、熟成にばらつきが少ないのが特長です。それは、この地域は夏が長く害虫被害・病気が起こりにくいからです。この恵まれた気候に加えて、山の清らかな水と肥沃な土壌がマイルドで香り高い有機コーヒーを育てます。

サンタマルタのシエラネバダ山脈の高地に有機JAS認証とレインフォレスト・アライアンス認証を受けたトリマ農園を所有しています。
また先住民コミュニティの有機コーヒー栽培もサポートしており、さまざまな認証コーヒー生豆を供給しています。

【コロンビア国立コーヒー生産者連合会（FNC）とのパートナーシップ】
FNCは、コロンビアの５０万世帯を超えるコーヒー生産者を代表する組織として、生産者自らの手によって設立、運営されています。
コーヒー豆の品質向上と生産者の生活向上を主目的に、さまざまな活動を推進しています。このマークはFNCが承認したコロンビアコーヒー１００％で出来た高品質商品であるという証しです。
FNCとのパートナーシップによりお届けしているコロンビア産有機アラビカ種生豆を100％使用したフリーズドライインスタントコーヒーは、長年多くの方にご愛飲いただいています。

シエラネバダ山には今も先住民が伝統的な文化･習慣をまもりながら暮らしています。コーヒーは彼らにとって大切な現金収入源です。 コーヒーの収穫と利益は先住民のコミュニティ、家族全体で分かち合われます。

ダーボン・グループは約20年前から、先住民生産者組合のオーガニックプログラムをサポートしています。

コロンビア国内のほかの生産地のものと違い、シエラネバダ山で栽培されたコーヒー豆の種類は豆粒が大きいので、上質で豊かな香りがあります。

山の清らかな湧き水と雪解け水が、酸味・コク・風味を引き立たせます。日陰栽培された完熟豆のみを手摘みし、水洗処理しました。酸味が程よく、カリブ海の豆らしい軽やかさもある、マイルドなコーヒーです。